FDAの日々

本当にマズイの??

あなたの知らないイギリス料理の世界

「イギリス料理はまずい!!」というイメージがありますが、本当なのでしょうか?

確かに質素なものがおおいイギリス料理ですが、最近は様々な要素を取り入れて、昔よりはだいぶおいしくなったとか、そうでないとか……。

そんなイギリス料理の実態に迫ってみました。

今回の料理はこちら。Stargazey Pie。直訳すると「星を見上げるパイ」。

何故、星を見上げさせたの??スターゲイジー・パイ(英語: Stargazy pie、スターリー・ゲイジー・パイ – starrey gazey pieなどと表記されることもある)は、ピルチャード(大型のサーディン)を卵やジャガイモとともにパイ生地に包んで焼いたイギリス・コーンウォールの名物料理です。

スターゲイジー・パイにはいくつかのバリエーションが存在しますが、スターゲイジー・パイの主な特徴はパイ生地から魚の頭部(尾部の時もある)が突き出している点ですね。

魚が頭部を突き出して星空を見上げているように見えることから,この料理名が名づけられたんですね。

スターゲイジー・パイはコーンウォールのマウゼル村を発祥として伝統的に作られており、嵐で風吹き荒れる冬に一人漁に出て魚を獲ったトム・バーコックの英雄的な行為をたたえて、トム・バーコックス・イヴ(英語版)祭が開催される12月23日に食べることとなってるんだって。

マウゼル村のイルミネーションを使用して行われている現代のトム・バーコックス・イヴ祭によれば、トム・バーコックが獲った魚は代表的な7種類の魚を含めすべて使用して巨大なスターゲイジー・パイにされ、村人を飢えから救ったとされてます。また、祭はその起源がキリスト教普及以前の時代に遡る証拠があるよ。

トム・バーコックの物語は、スターゲイジー・パイを取り上げたアントニア・バーバーの児童書、「The Mousehole Cat」により一般的に広まったものなんだよね。2007年、ロンドンの料理人マーク・ヒックスはスターゲイジー・パイを用いてBBCのグレイト・ブリティッシュ・メニュー(英語版)で優勝しました。

スターゲイジー・パイは魚を使用したフィッシュパイの一種であり、伝統的にピルチャードを使用して作られます。

ピルチャードはパイから突き出し、星を見上げる形にするため、頭部を切り離してはならない!!魚肉部位については、調理中に出てきた油をパイの中に戻してもOK。

これは味わいを深め、しっとりしたパイに仕上げるためであ~る。料理人のリック・スタインはピルチャードが水面から跳ねる様子を表現するため、尾部についてもパイから突き出す形にすることを提案してます。

ところで、アメリカ合衆国の作家、ニール・セッチフィールドの著書を基にしたNew York Daily Newsの調査では、「食べるとうんざりする料理」のリストに名前が上がってます。

ちなみに、ジブリ映画の傑作「魔女の宅急便」にもこの「Stargazy pie」が出てきます。

主人公の「キキ」があるおばあちゃんに頼まれてこの子に配達した「にしんとカボチャのパイ」。
せっかく届けたパイをこの子は「私これキライなのよね」と言って捨て置きます。

う~んやっぱり、子供たちが大嫌いな食べ物って、マズイって思っちゃいますねぇ。

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